【東京五輪男子代表国際親善試合 日本3ー1ホンジュラス ( 2021年7月12日 ヨドコウ )】
日本代表・森保監督が金メダルから逆算し、したたかに強化試合を消化した。前半は攻守に隙のない戦いぶり。相手が5人を交代した後半は押し込まれたが、同18分までは交代カードを切らず22日の1次リーグ初戦にピークを合わせるために試合勘、ゲーム体力を取り戻すことに徹した。同40分、疲労もある中で奪った3点目は「相手が出てくる中で良い守備から良い攻撃という形が出せた」と評価。
五輪代表を指揮するのは昨年1月のU―23アジア選手権以来だったが、手応えは上々。「金メダルまでは6試合。この試合では五輪で勝っていくという感覚を持ってもらったと思う」と話した。