U24遠藤、南ア戦は開催不透明も「惑わされず、できることをしっかりやるだけ」

2021年07月19日 22:43

サッカー

U24遠藤、南ア戦は開催不透明も「惑わされず、できることをしっかりやるだけ」
<U24日本代表練習>ボールまわしをする遠藤(右)=撮影・会津 智海 Photo By スポニチ
 東京五輪のサッカー男子日本代表は19日、千葉県内で22日の初戦南アフリカ代表戦(東京スタジアム)に向けて調整した。この日までに南アフリカ代表の選手2人、スタッフ1人の感染が判明。21人の濃厚接触者が確認され、開催可否が不透明な状態だが、MF遠藤航は「そういうこともある、というのは正直開催前から予想できていた。ニュースに惑わされず、できることをしっかりやるだけ」と前を向いた。
 5年前の経験を生かす。16年リオ五輪は初戦の相手となるナイジェリア代表が、開催地のマナウスに試合開始の6時間半前に到着。財政難などの理由で現地入りが4度も延期となり、直前まで試合開催が不透明な状況で試合も4―5の大量失点で敗れた。手倉森監督は試合後、「終わってみれば(状態が悪いと思わせる)罠(わな)に仕掛けられたなという気にもなる」と、漏らすほどパフォーマンスは見劣りした。

 同ナイジェリア戦に出場していた遠藤はくしくも、5年前と同様な状況に「まさか同じような状況になるとは…」と苦笑いするが「個人的にはそういう経験を生かせる。周りにも伝えられるのはポジティブ」と話す。政府や組織委員会は競技開始6時間前以降のPCR検査で陰性であれば、濃厚接触者として判定された選手でも出場を認める方針だが「正直、試合中に感染したという前例は聞いたことはない。陰性が確認できて試合が開催されることを願っている」と語った。

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