5人きょうだいの末っ子が富山加入 履正社高GK平尾駿輝「早く親孝行がしたかった」

2021年10月14日 15:21

サッカー

5人きょうだいの末っ子が富山加入 履正社高GK平尾駿輝「早く親孝行がしたかった」
J3富山への加入が決まり、オンラインで取材に応じる履正社高のGK平尾 Photo By スポニチ
 J3富山は14日、来季の新戦力として履正社高のGK平尾駿輝(ひらお・としき、18)の加入が内定したことを発表した。
 1メートル86の上背を誇り、シュートストップなどセービング能力に優れた守護神。富山の練習に2度参加した末にプロ入りが決まった。この日に行われたオンライン会見で「昔からの夢は日本代表に入ること。そこを目指して、ぶれずにやっていきたい」と抱負を語った。

 兄が3人、姉が1人いる5人きょうだいの末っ子。早い段階から同校の平野直樹監督にプロ志望を伝えていた。

 「自分はきょうだいが5人いて、大学に行くとお金の面だったりが…。親には“気にしないで”と言われているけど、助けたいというか、早く親孝行をしたいと思いました」

 高槻市立五領中時代は部活でプレーし、そこから強豪・履正社高に進んだ。あまりのレベルの高さに一度は退部しようとしたが、平野監督の説得で思いとどまり、そこから実力を伸ばしてJリーガーになるまで成長した。

 育ててくれた両親への「親孝行」、そして夢に掲げた「日本代表」になるためにも、さらなる進化を追い求めていく。

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