JFA田嶋会長が「埼スタ」開催熱望、来年W杯最終予選ホーム3戦 聖地で本戦決める
2021年10月14日 05:30
サッカー
![JFA田嶋会長が「埼スタ」開催熱望、来年W杯最終予選ホーム3戦 聖地で本戦決める](/soccer/news/2021/10/14/jpeg/20211013s00002000552000p_view.webp)
過去、埼スタでは圧倒的な強さを見せてきた。W杯予選は通算21勝3分け1敗と勝率・955。16年10月、イラク戦の終了間際に決めた山口蛍の劇的弾、05年2月、ジーコジャパンを救った北朝鮮戦での大黒将志など神懸かった勝利も舞台は埼スタだ。前夜のオーストラリア戦では、崖っ縁だった森保ジャパンも救われた。
埼スタは14年W杯の最終予選から継続してホームとして使用されてきた。先月2日のオマーン戦(パナスタ)は埼スタ以外で開催される最終予選としては09年6月のカタール戦以来だった。それだけに田嶋会長は「芝の張り替え、浦和レッズさんの日程などいろんなスケジュールが入っていると聞いているが、何とかお願いしていきたい」と話した。
来年は1月27日に中国戦、同2月1日にサウジアラビア戦、同3月29日にベトナム戦をホームで戦う。いずれも勝ち点3が絶対条件。前夜、チーム一丸でつかんだオーストラリア戦の勝利を見届け、田嶋会長は「もっともっとサポートしなければ」と決意した。勝つためなら労は惜しまない。選手が望む、勝率9割5分超の“聖地”で戦うため、全力で働きかけていく。