【明治安田生命J2第35節 千葉5―1東京V ( 2021年10月24日 味の素スタジアム )】
千葉が2015年を最後に11試合勝利がなかった東京Vとの「オリジナル10対決」を、今季最多の5得点で制した。
右ウイングのMF福満隆貴(29)が、移籍初ゴールを含む2得点1アシストと躍動した。地域リーグ、JFL、J1~3とあらゆるカテゴリーを経験し、今季千葉に加入した苦労人。「ホッとした。今季はもう取れないんじゃないかと思っていた」と笑顔を見せつつ「残り試合を全部勝つつもりでやっている」と継続を誓った。前半6分にはFW船山貴之(34)が先制点。カテゴリーが違うながらも、崔龍洙(チェ・ヨンス)のクラブ最多に並ぶリーグ戦通算54得点を記録した。
チームは直近6試合を5勝1分け、今季初の3連勝で昨季の勝ち点53に並んだ。尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督は「遅くはなったが、選手の成長する姿が見えている」と評価していた。