J2大宮、9選手陽性で開幕戦控えメンバー足りない可能性も…霜田監督「クラブ力で乗り越えるしか」

2022年02月16日 15:59

サッカー

J2大宮、9選手陽性で開幕戦控えメンバー足りない可能性も…霜田監督「クラブ力で乗り越えるしか」
霜田正浩氏 Photo By スポニチ
 J2大宮の霜田正浩監督(55)が16日、オンラインで取材に対応し、「キャンプ終盤で手応えはあったが、コロナで陽性になる選手が出てしまい、少し心配している」と、苦しい胸の内を明かした。先週から新型コロナウィルスの検査で陽性になる選手が続出したため13日、14日と活動を停止、15日にPCR検査をして陰性を確認した上で練習を再開した。現在9人の感染者が出ているため、開幕戦の横浜FC戦は控え選手が足りなくなる可能性もある。「元気な選手で戦うしかない。18人そろえるつもりだが、いるメンバーで戦うしかない」と、霜田監督は厳しい表情を見せる。それでも「ピッチ外の困難はクラブ力で乗り越えるしかない。1人で2つ3つのポジションができる選手をそろえているし」と、一丸体制で乗り越える構えだ。
 昨年はシーズン途中から指揮を執って、J2に残留させたが、今季はJ1昇格の期待がかかる。「全員が前に矢印を向けたサッカーをやりたい。相手ゴールに近いところでやり続け、ボールを奪ったら相手ゴールに向かい続け、矢印を太くしたい」と、攻撃的な自分たちのサッカーを前面に出して戦う方針。Jリーグは今季で30年目だが、「日本のサッカーはJリーグができて進歩した。他国と比べて組織され、オーガナイズされて選手が育った実感がある。それを30年続けてきて止まるわけにはいかない。続けていくためにもいいリーグにして、僕ら一人一人が日本のサッカーの発展を考えたい」と振り返った。

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