先制点演出の山根、酒井不在で見事に穴埋め「宏樹くんがいなかったから、と言われたくなかった」

2022年03月24日 23:32

サッカー

先制点演出の山根、酒井不在で見事に穴埋め「宏樹くんがいなかったから、と言われたくなかった」
<日本・オーストラリア>後半、パスを出す山根(右)=撮影・小海途 良幹 Photo By スポニチ
 【カタールW杯アジア最終予選B組   日本2―0オーストラリア ( 2022年3月24日    シドニー )】 日本代表が7大会連続7度目のW杯出場を決めた。敵地で過去一度も勝てなかったオーストラリアに2―0完勝で、B組2位以内を確定させた。DF山根視来(28)は、DF酒井宏樹(31)を欠いた右サイドバックでフル出場し、後半44分に途中出場のMF三笘薫(24)の先制点をアシスト。値千金の貢献で夢舞台への道を切り開いた。
 「勝ってこんなうれしいのは久しぶりなくらい、うれしかった」。オンライン取材では開口一番、しみじみと喜びをかみしめた。昨年11月のベトナム戦、オマーン戦には出場したが、日本の右サイドバックはずっと酒井が務めてきた。「宏樹くんがいなかったから、と言われたくなかった」。期する思いはあっても、変な気負いはなかった。「プレッシャーのかかる試合の中で、メンタル的にも楽しみながらできた余裕があった」。堂々と戦い抜いた先に歓喜が待っていた。

 プロ1年目は湘南でリーグ戦に全く出場できず、2年目の開幕前にチョウ貴裁(チョウキジェ)監督にサイドアタッカーからDFにコンバートされ、花開いた。現在の所属は川崎Fだが、「どこまで行って僕の土台はチョウさんにたたき込んでもらったところ。泥くさく最後まで諦めないのは湘南のベースがあったからこそ」と湘南で過ごした時間にも思いをはせた。

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