ロシアが28年か32年の欧州選手権招致に立候補 猛反発必至で“門前払い”も

2022年03月24日 17:00

サッカー

 欧州サッカー連盟(UEFA)は23日、ロシアが28年か32年の欧州選手権の招致に立候補する意思を表明したと発表した。ウクライナに侵攻したロシアはUEFAと国際サッカー連盟(FIFA)から代表とクラブチームを出場禁止にする措置を受けているが、競技統括団体のロシア・サッカー連合(RFU)は対象外。デュコフ会長は「可能性は極めて低いことは分かっているが、機会は利用しなければ。我々には権利がある」と訴えた。
 18年W杯を開催しただけに設備面で大きな問題はないとみられるが、W杯予選プレーオフでポーランドなどによるロシアとの対戦拒否が相次いだ中での意思表明に、AP通信は「猛反発は必至」と指摘。UEFAは状況を慎重に見極める方針で“門前払い”の可能性も指摘されている。

 28年は英国4協会とアイルランドが共催を見据え、32年はイタリアが立候補。トルコも28年か32年の招致を目指す。両大会の開催地は来年9月に決まる。

おすすめテーマ

2022年03月24日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム