田中碧とアペルカンプ真大の“タナカンプ”がゴール競演。デュッセルドルフが2部残留に前進

2022年04月09日 19:01

サッカー

田中碧とアペルカンプ真大の“タナカンプ”がゴール競演。デュッセルドルフが2部残留に前進
ドイツ2部デュッセルドルフ所属の日本代表MF田中碧 Photo By スポニチ
 【ドイツ2部 デュッセルドルフ3―0ロストク ( 2022年4月8日    ドイツ・デュッセルドルフ )】 “日本人コンビ”の活躍で4試合ぶりの勝利を収めた。前半13分に田中碧(23)が左からの折り返しに右足を合わせて先制点を挙げると、後半19分には東京出身で日本人の母を持つアペルカンプ真大(21)がヘディングで追加点を決めて試合の流れを決定づけた。
 昨年7月に加入した田中にとっては初ゴールで「ずっと得点を取りたいと思っていた。ゴールという形でチームの力になれたことをうれしく思います」と喜びを語った。今季2点目を挙げたアペルカンプは「ここ数週間は最後の最後で痛い失点を喫してしまう状況が続いていた。今日はリードを奪えたら広げるのがプラン。ゴールはいいタイミングだったと思う」と貴重な追加点に満足げだった。

 森保ジャパンに欠かせない存在となっている田中と、U―21ドイツ代表で森保監督が将来的な日本代表招集を視野にアプローチしているアペルカンプの競演。ビルト紙は「タナカンプが残留を確実にする。イエス!イエス!日本パーティー!!」と伝えた。デュッセルドルフに約7000人の日本人が在住しているとして「ジャパン・デーになった」と指摘。自動降格圏の17位アウエと勝ち点14差、入れ替え戦に回る16位ドレスデンと5差の13位で今節を迎え、白星で残り5戦としたチームは残留に大きく前進した。

おすすめテーマ

2022年04月09日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム