川崎F 3試合ぶり白星で首位再浮上 警告5枚も鬼木監督「気持ちが表れた結果とポジティブに」

2022年04月09日 22:20

サッカー

川崎F 3試合ぶり白星で首位再浮上 警告5枚も鬼木監督「気持ちが表れた結果とポジティブに」
<川崎F・柏>前半、ゴールを決めた川崎F・レアンドロ・ダミアン(左)は遠野と喜ぶ(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 明治安田生命J1リーグは1試合が行われ、川崎Fはホームで柏を1―0で下し、3試合ぶりに勝利した。前半アディショナルタイムにFWレアンドロ・ダミアンが決勝点。暫定で首位に再浮上した。
 前節の磐田戦からわずか中2日でてこ入れし、成功した。鬼木監督は布陣を従来の4―3―3から4―2―3―1に変更。今季全試合で先発を続けた脇坂をベンチに下げ、今季リーグ戦初先発のシミッチを橘田とのダブルボランチで起用した。「モビリティーのところがこの何節か気になっていたので、彼らのそういうところを生かしたい」、そして「相手との兼ね合いのところ」が理由だったとし、「短い期間でしたけどよく理解して戦ってくれた」と評価した。

 ゴールが生まれたのは前半のアディショナルタイム。遠野が左に展開し、DFを置き去りにしてペナルティーエリア内に侵入したマルシーニョからマイナスのパスを受けたレアンドロ・ダミアンが決勝点を決めた。ネットが揺れると胸のエンブレムを観客席に向けて誇示したブラジル人は「自分だけのゴールではなくて、チーム全員がゴールを望んで戦った結果がゴールにつながっている」とし、「これから先も強い気持ちでこのシャツを着て優勝したい」と熱く語った。

 後半は前半よりさらに攻勢を強め、最後まで球際での気迫も際立った。「とにかく気持ちのあるゲームをしたいという話をした中で、そういう姿勢を出してくれた」と鬼木監督。結果的に川崎Fの選手にイエローカードが5枚も提示される試合となったが、「気持ちが表れた結果とポジティブに自分は捉えています」と話した。ACL1次リーグ(マレーシア)出発前最後の一戦で弾みとなる白星をつかみ、「(ACLの)タイトルはサポーター、クラブ、みんなの思い。実現できるようにしっかり戦ってきたい」と誓った。

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