ACL屈辱敗退から常勝再発進!川崎Fが2発完勝 国内3冠へ鬼木監督「もっとできるんじゃないか」

2022年05月08日 05:30

サッカー

ACL屈辱敗退から常勝再発進!川崎Fが2発完勝 国内3冠へ鬼木監督「もっとできるんじゃないか」
<清水・川崎F>前半、ゴールを決める川崎F・脇坂(左)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第12節   川崎F2-0清水 ( 2022年5月7日    アイスタ )】 明治安田生命J1リーグは各地で5試合が行われ、川崎Fは敵地で清水に2―0で完勝した。1次リーグ敗退に終わったACL(マレーシア)から帰国後初の一戦で、MF脇坂泰斗(26)が1得点1アシストと全2得点に絡む活躍。2位は変わらないが、首位の鹿島との勝ち点差は1試合消化が少ない状況で「5」から「2」に縮まった。
 仕切り直しの一戦で完勝した。ACLで敗退し「今日やらなかったらいつやるんだ、というゲームだった」と鬼木監督。「気持ちをぶつけられたんじゃないか」という脇坂が1ゴール1アシストと輝いた。前半14分、ボックス内に走り込んで家長からリターンパスを受け、右足でGKの上をぶち抜いた。同32分にもマルシーニョの頭にどんぴしゃのクロスを届けた。

 「圧倒する」――。鬼木監督が就任後から言い続けてきたことだが、今季はリーグ戦でギリギリの戦いが多く「あまり強く求めすぎてもいけない」という思いがあったという。「でも、そういう自分の考えがいけないんじゃないかと、ACLが終わってからずっと思っている」。高い目標を求め続けることが必要だと改めて感じたからこそ、快勝後にも「もっともっとできるんじゃないか」と選手に訴えた。勝っても満足しない王者が、国内3冠へリスタートした。

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