千葉 オシム氏逝去後初のホーム試合で追悼セレモニー 間瀬通訳「もの凄く愛情を」

2022年05月08日 14:45

サッカー

千葉 オシム氏逝去後初のホーム試合で追悼セレモニー 間瀬通訳「もの凄く愛情を」
<千葉・岡山>スタジアムに設置されたオシム氏の献花台(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 今月1日に逝去した元日本代表監督イビチャ・オシム氏(享年80)が03~06年途中まで約3年半にわたり監督を務めたJ2千葉は8日、ホームで岡山と対戦する。
 オシム氏が死去してから初めてとなるホームでの一戦。同氏と縁の深いクラブOBが集い、試合前に追悼セレモニーが行われた。
 佐藤勇人クラブユナイテッドオフィサー(CUO)、羽生直剛氏、MF水野晃樹(神奈川県1部はやぶさイレブン)などの“オシム・チルドレン”、また、通訳を務めた間瀬秀一氏らが来場した。

 セレモニーでは、OBらがピッチ正面に並び、それぞれのオシム氏への感謝や当時のエピソードなどを語った。通訳として日々隣にいた間瀬氏は、選手のように「ブラボー」と褒められたことはないものの「もの凄く愛情を感じていた」という思い出などを明かした。

 また、場内のスクリーンではビデオが流され、千葉時代のオシム氏がベンチでうなずく姿や、05年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)で優勝カップを手に持つ姿、昨年の30周年記念事業で佐藤勇人CUOがインタビューを行った際の「本来はJ1にいるのがふさわしいチームだ」などの言葉を発する姿が映し出された。

 キックオフ前には、OBらがオシム氏の顔が描かれたフラッグを持って入場。センターサークルの中央で掲げられ、スタジアム全体から黙とうがささげられた。

 チームは前節のアウェー徳島戦(4日)で0―1の敗戦。その徳島戦でも掲げられた「イビチャ オシム 私達の心に生き続ける。永遠に」というメッセージが、この日もゴール裏に掲げられた。今度こそオシム氏に白星を届けるべく、3試合ぶりの勝利を目指す。

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