千葉・オシム氏死去後初のホーム戦で白星 決勝点の高橋「前半から戦ってくれた味方がいたので」

2022年05月08日 17:19

サッカー

千葉・オシム氏死去後初のホーム戦で白星 決勝点の高橋「前半から戦ってくれた味方がいたので」
<千葉・岡山>勝利をオシム氏に届けた千葉イレブン(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J2リーグ第15節   千葉1―0岡山 ( 2022年5月8日    フクアリ )】 今月1日に逝去した元日本代表監督イビチャ・オシム氏(享年80)が03~06年途中まで約3年半にわたり監督を務めたJ2千葉は8日、ホームで岡山と対戦し、1―0で勝利した。オシム氏が死去してから初めてのホーム試合で、追悼セレモニーが行われた一戦。後半アディショナルタイムに途中出場のMF高橋壱晟(24)が劇的な決勝点を決め、白星を届けた。
 0―1で徳島に敗れた4日の前節から4人を入れ替え、オシム氏の息子のアマル・オシム氏が指揮した07年加入のDF米倉恒貴(33)らが今季初先発した。後半4分の米倉の枠内シュートが相手GKのセーブに遭うなどなかなか決めきれずにいたが、迎えた後半アディショナルタイム。FW高木俊幸(30)の横パスを受けた高橋が今季出場2試合目で今季初ゴールを決め、これが値千金の決勝点となった。

 ゴールが生まれた直後は、ベンチからも選手が飛び出し、次々に高橋の上に折り重なった。後半42分から途中出場した24歳は「最後の崩しの部分が完璧だったので、僕は流し込むだけだった。最後僕がちょっと仕上げただけ。前半から戦ってくれた味方がいたので僕のゴールが生まれた」と感謝した。試合後、イレブンはオシム氏のフラッグなどが掲げられたゴール裏のサポーターとともに、勝利のダンスに酔いしれた。

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