町野 公約通りの大会3発目「有言実行できてうれしい」、忍者パフォも

2022年07月28日 04:30

サッカー

町野 公約通りの大会3発目「有言実行できてうれしい」、忍者パフォも
<日本・韓国>前半、ドリブルで突進する町野(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【E―1選手権(男子)   日本3―0韓国 ( 2022年7月27日    豊田ス )】 FW町野が目標に掲げた大会3得点を達成し、熾烈(しれつ)な1トップ争いに名乗りを上げた。忍者で有名な三重県伊賀市出身らしく、ゴールパフォーマンスでは印を結ぶ忍者ポーズを披露。ノルマ達成での優勝に「有言実行できてうれしい」と相好を崩した。
 A代表デビューとなった香港戦に続き、1トップで先発。2―0の後半27分、藤田、西村、小池と横浜の選手がつないだ右からの折り返しに、相手DFの視界から消えた町野がゴール前に出現。「(伊賀市は)観光客が忍者の格好をしたり、日常的に忍者はいた」、慣れ親しんできた忍者のようにゴール前に素早く走り込むと、左足で冷静に押し込み試合を決定付けた。

 重要な日韓戦でのゴールで、初戦の香港戦で決めた2得点がフロックではないことを証明した。長年、代表の1トップを担った大迫勇に代わるポストプレーヤーとして期待される1メートル85の長身FWは、ゴール前でのアジリティーの高さもアピール。W杯メンバー入りに向けて「Jリーグで持ち味を出して、チームを勝利に導くことがW杯や代表につながる。トライしていきたい」と成長を期していた。

 ◇町野 修斗(まちの・しゅうと)1999年(平11)9月30日生まれ、三重県出身の22歳。3歳でサッカーを始める。履正社高―横浜―北九州―湘南。1メートル85、77キロ。

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