G大阪に移籍のMF山本理仁 新天地デビューは早くて9月以降「遠藤選手を超える選手になれれば」

2022年07月28日 14:04

サッカー

G大阪に移籍のMF山本理仁 新天地デビューは早くて9月以降「遠藤選手を超える選手になれれば」
オンラインでの入団会見に臨んだG大阪MF山本理仁(C)GAMBA OSAKA Photo By 提供写真
 J2東京Vから完全移籍で加入したG大阪のU―21日本代表MF山本理仁(20)が28日、入団会見を行い「G大阪ならば、自分はもっと成長できると思って決断した」と、新天地に賭ける意気込みを口にした。
 会見の冒頭ではG大阪の小野社長から、メディカルチェックで7月3日の琉球戦で負ったケガが左足内側楔状骨(甲の部分)骨折だったことが判明したと説明された。東京Vでの当初の検査では確認できず、あらためて行った26日のメディカルチェックで発覚。1カ月ほどは別メニュー調整となり、新天地デビューは早くても9月以降になるが「早く復帰してクラブの力になりたい」と前向きに話した。

 パリ五輪世代の司令塔で、左足から繰り出される長短のパスが持ち味。G大阪は遠藤保仁の移籍後は司令塔不在に苦しみ、なかなか目指すべき攻撃サッカーを展開できていない。その偉大なるレジェンドの後継者としての期待も高まるなか「僕は遠藤選手とは違う。気負わず、自分のプレーをしたい」と言いつつ「遠藤選手を超える選手になれれば良い」と目線を高く持った。

 前日27日にはE―1選手権で、東京Vジュニアユース時代から一緒にプレーした同学年のMF藤田譲瑠チマ(横浜)が活躍。「悔しいので見ていません。譲瑠に先をいかれているとは思わない」とプライドものぞかせるが「移籍する決断の理由の一つとしてE―1選手権でもJ2の選手は呼ばれていない。上(J1)にいかないといけないという思いは一層、強めた」という。

 まずは負傷を完治させ早期のJ1デビューを目指し、リーグ16位と苦しむG大阪の救世主になる。

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