森保監督 E―1選手権優勝から一夜明け「候補に入る選手は間違いなくいる」MF藤田など高評価

2022年07月28日 13:43

サッカー

森保監督 E―1選手権優勝から一夜明け「候補に入る選手は間違いなくいる」MF藤田など高評価
E―1選手権から一夜明け取材に応じる森保監督 Photo By スポニチ
 E―1選手権優勝から一夜明けた28日、森保一監督(53)が愛知県豊田市で囲み取材に応じた。
 韓国に3―0で勝利し、国内組で森保ジャパン初タイトルをつかんだ。「一番身近なJリーガーたちに夢と希望を与えてくれたなと思う。そこがうれしい。Jリーグにはまだまだいっぱいいい選手がいると分かってもらえたと思うので、“Jリーグをもっと見に行ってください”と(前日の)テレビ画面の前で言えれば良かった」と笑顔で振り返り、「最終的にメンバーの中に入るかどうかは別にして、候補に入ってくる選手は間違いなくいると思う」と話した。

 今後の招集に含みを持たせた選手の一人はMF藤田。「試合の中でも本当にどの局面でも運動量と勇気を持って関わることを見せてくれた。守備ではまだまだはがされるところはありますけど、果敢にボールを奪いにいく、チャレンジするのはすごく見ていて気持ちが良かった」。さらに「すごく向上心、野心を持っている。チームの中で起爆剤になるような存在になるかもしれない。今回やれた選手たちの中の一人だと思っているので、選手選考でテーブルには上がってくる」と言及した。

 MVP&得点王(3得点)に輝いたMF相馬については、東京五輪の活動時より「さらに言葉に強さが出ていた」とし、プレーの力強さと賢さを評価。また、1トップのFW町野、トップ下のMF西村については「ゴールに向かっていく姿勢は素晴らしかった。最初と比べるとトレーニングと試合を通してクオリティーは変わったと思う」と短期間での成長に目を細めた。

 今後は8月下旬日から渡欧し、欧州組を視察。そのまま欧州での活動となる9月23日の米国戦、同27日のエクアドル戦まで滞在を続ける。「これまで招集した選手たちでも候補として呼びたい選手はいますし、今回E―1で初めて招集したり久しぶりに招集させてもらった選手を含めて、一緒に活動してもう一回見てみたいなと思う選手はまだまだいる」と指揮官。メンバーの絞り込みに頭を悩ませる状況に、うれしい悲鳴を上げた。

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