コスタリカに漂うピリピリムード 取材は「公式会見だけ」、練習は初の完全非公開

2022年11月26日 05:10

サッカー

コスタリカに漂うピリピリムード 取材は「公式会見だけ」、練習は初の完全非公開
歓喜のスペインイレブンの前でがっくりと肩を落とすコスタリカの守護神ナバス(AP) Photo By AP
 【FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会 】 サッカーFIFAワールドカップで27日に日本と対戦するコスタリカにピリピリムードが漂い始めた。カタールで初練習を行った19日以降、23日に0―7でスペインに敗れるまで試合前日の公式会見以外に報道陣には練習場で2度の選手取材を認めていたが、日本戦に向けてチーム関係者は「公式会見だけ」と説明。25日は初めて練習を完全非公開とした。
 スペイン戦の大敗を受けて地元メディアは批判の嵐。6失点目の際にスアレス監督が笑みを浮かべた写真が出回ったことやサッカー連盟のビリャロボス会長が大敗を「事故」と話したことに批判が殺到している。

 日本戦にも敗れれば敗退が濃厚だ。だが、死に体ではない。18歳の快足MFベネットや1メートル96で空中戦に強いDFワストンら、警戒が必要な選手を含めてチームは集中力を高めていることは間違いない。ワストンはスペイン戦後に「(日本戦で勝利の)チャンスはある。何でも起こり得る。いい準備をして勝たないと」と訴えた。

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