カタールから帰国カズ「浮き足立ってはいけない。今まで恐ろしい目に遭ってきた」独戦勝利喜ぶ報道陣に忠告

2022年11月26日 19:55

サッカー

カタールから帰国カズ「浮き足立ってはいけない。今まで恐ろしい目に遭ってきた」独戦勝利喜ぶ報道陣に忠告
カタールから帰国し、記者の質問に笑顔で答える三浦知良 (撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 サッカーW杯カタール大会を観戦したJFL鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表FW三浦知良(55)が26日成田着の航空機で帰国した。
 「ドーハの悲劇」以来29年ぶりにカタールを訪れ、23日の日本―ドイツ戦、24日のブラジル―セルビア戦を観戦したカズは「2試合ともいい試合だった。やっぱりブラジルの試合は雰囲気が違う」と振り返った。

 「浅野のゴールは凄かった。(GKが)ノイアーだから、あそこ以外なら止められたと思う」と浅野の決勝点を絶賛した。

 第2戦の相手コスタリカは初戦でスペインに0―7で大敗したが「日本は変わらず、敵のことを考えるよりも自分たちのことを考えた方がいい。ドイツ戦の後半のような、みんなが相手を恐れずプレーする試合を見れたらいい」と話した。

 初戦で強豪を下したことで「8強以上」の目標達成に期待が膨らんでいるが「まだ(1次リーグを)突破もしていないのにいきなりベスト8と言っちゃ駄目。浮き足立ってはいけない。今までいろいろ恐ろしい目に逢っているんだから」とぴしゃり。「ドーハの悲劇」をはじめ過去の苦い経験を踏まえて、報道陣に冷静さを求めた。

 自身は来月12日から自主トレを行う。レンタル元の横浜FCとは契約延長する意向を示したが、来季の所属先については「まだ分からない。僕は待っている立場」と話した。

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