南野拓実「5秒くらい誰も手を挙げなくて」 PK戦1番手立候補の裏側 「最悪の日」糧に4年後の雪辱誓う

2022年12月06日 20:35

サッカー

南野拓実「5秒くらい誰も手を挙げなくて」 PK戦1番手立候補の裏側 「最悪の日」糧に4年後の雪辱誓う
<日本代表一夜明け>報道陣の質問に答える南野(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 日本代表のFW南野拓実(27=モナコ)がFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦の激闘から一夜明けた6日、練習場で囲み取材に応じた。
 南野は敗戦の瞬間、膝から崩れ落ち、しばらく動けなかった。「本当に悔しいのと、自分に対しての怒りとか、励ましてくれるチームメートの言葉が痛いなというか、申し訳ないなと。前を向くことができなかった」。仲間に肩を抱かれても、なかなか顔を上げられないほど泣き崩れた。

 PK戦のキッカー選出は選手に託されたが、誰も名乗り出ない。「5秒くらい誰も手を挙げなくて、自信もあったし“じゃあ俺がいきます”と。PK戦は流れもあるし、結局チームに迷惑をかけてしまった」。背番号10の勇気と責任を持ってPK戦の1番手に名乗り出た。しかし、ゴール右下を狙ったキックはコースが甘く、相手GKに難なく阻まれた。

 今後、「今まで生きてきた中で最悪の日」を忘れることはない。糧にすればいい。「選手として、レベルアップしてこの場に帰ってきたい」と4年後のリベンジを誓った。

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