吉田麻也 ドイツ戦前、ノイアーの“異変”察知 見通しズバリ的中 矢部浩之「ファインプレー」

2022年12月20日 12:24

サッカー

吉田麻也 ドイツ戦前、ノイアーの“異変”察知 見通しズバリ的中 矢部浩之「ファインプレー」
吉田麻也 Photo By スポニチ
 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で16強入りした日本代表主将でDF吉田麻也(34=シャルケ)が19日深夜のテレビ朝日「FIFAワールドカップ2022 総集編」(前0・20)にVTR出演。「ナインティナイン」の矢部浩之(51)と対談し、ドイツ戦前の秘話を明かした。
 試合前、ドイツ代表主将でGKのノイアーとコイントスで対峙した時のこと。「キャプテンって最初にコイントスするじゃないですか。(選んだ面が)出た方が、キックオフか場所(陣地)を選べるんですけど、ノイアーが出た瞬間、食い気味に“ボール”って言ったんですよ。僕、あれ?って思って。こいつなんか企んでるなと。なので、円陣でも“絶対なんかやってくる。俺らがプレス行くって思ってるから、その裏をかいたプレーをしてくるぞ”と」とノイアーの微妙な言動を見逃さず、チームメートに共有したという。

 キックオフ直後、吉田の見通しはズバリ的中。ドイツはすぐさま縦の攻撃で仕掛けてきた。「ドイツはデザインしたトリックをしてきたんですよ。僕らはそれにしっかりと順応できて、事なきを得た。相手に最初のリズムをつかませなかった。この大会をスタートする最初きっかけとしてはすごい良かったと思います」と振り返った。

 些細だが、きっちりと察知した吉田に、矢部は「ファインプレーやわ…伝わりにくいけどね」と称賛。吉田は「そうなんです。伝わらないと思うんですけど…言えてよかったなあ。みんなの前で言うのも違うなと思って。テレビでこういうのがあってよかったです」とはにかんだ。

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