メッシ生かすための“伴走者”招集 アルゼンチン・スカロニ監督「完璧な組み合わせだった」

2022年12月20日 04:50

サッカー

メッシ生かすための“伴走者”招集 アルゼンチン・スカロニ監督「完璧な組み合わせだった」
目に涙を浮かべるアルゼンチンのスカロニ監督(AP) Photo By AP
 【FIFAワールドカップカタール大会決勝   アルゼンチン3―3(PK4-2)フランス ( 2022年12月18日    ルサイル競技場 )】 アルゼンチンのスカロニ監督は史上2番目に若い44歳でW杯優勝を成し遂げ「世界王者になる予定はなかったんだけど。クレージーだね」と苦笑いした。
 18年W杯ロシア大会後にコーチから昇格。クラブで監督経験はなかったが、信念を貫く強さがある。就任から1年が過ぎると「メッシを助け、一緒にピッチにいることが心地よいと感じる選手」でチームをつくると決断。天才に寄りかかるのではなく、ともに手を携えて同じ感覚で戦える“伴走者”を集めた。走れる選手を中心に守備から再建。21歳のフェルナンデスは「僕のアイドル」と話すメッシのために決勝でチーム最長15キロを走った。

 決勝では通常は右サイドのディマリアを左に配すなど柔軟な采配を披露。大会を通じてメッシの力を最大限に引き出し「このチームは完璧な組み合わせだった」と振り返った。

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