名古屋MF相馬 ポルトガル1部・カザピア移籍 現地メディカルチェック経て正式契約へ
2023年01月08日 06:00
サッカー
カザピアは20年に米国人投資家のロバート・プラテク氏が買収し、今季84季ぶりに1部復帰。強化最高責任者はかつて同1部サンタクララで日本代表MF守田英正(スポルティング)を獲得したボア・アウマ氏で、22年7月に加入したMF邦本宜裕に次ぐ新たな日本人獲得を画策する中で、W杯1次リーグ第2戦のコスタリカ戦に出場した相馬に白羽の矢を立てたという。次回26年W杯では主軸として期待される高速ドリブラーが、満を持して海を渡る。
◇相馬 勇紀(そうま・ゆうき)1997年(平9)2月25日生まれ、東京都調布市出身の25歳。三菱養和SCユースから早大に進み、19年に名古屋加入。同年夏に鹿島へ期限付き移籍し、20年に名古屋復帰。W杯カタール大会メンバーに選出され、1次リーグ・コスタリカ戦に出場。国際Aマッチ通算9試合出場4得点。1メートル66、68キロ。
▽カザピア 1920年創設。野球やバスケットボールなど多くのスポーツ部門を持つ総合スポーツクラブで、サッカー部門は今季、1938~39年シーズン以来84季ぶり1部昇格。本拠地エスタディオ・ナシオナルは4万1000人収容。オーナーはセリエAスペツィアを保有する米国人のロバート・プラテク氏。