皇后杯の準決勝2試合が行われ、日テレ東京VとINAC神戸が決勝進出を果たした。新潟Lと対戦した日テレ東京Vは女子日本代表なでしこジャパンのFW藤野あおば(18)と同FW植木理子(23)の2得点で3―1の快勝。INAC神戸はちふれ埼玉に2―1で競り勝った。決勝は28日にヨドコウスタジアムで開催される。
なでしこジャパンの実力を証明した。日テレ東京Vは前半3分に右サイドを突破したFW藤野が先制弾。12分にはFW植木が追加点を挙げた。1点差に迫られた後半21分にも打点の高いヘッドで突き放した植木は「早い時間で2点を取れたのがチームとして良かった」と笑顔。昨年10月に行われたWEリーグ杯決勝は三菱重工浦和の前にPK戦で涙をのんだが「また(優勝の)チャンスがあるのはうれしい」と2大会ぶりVへ意気込んだ。