ドイツ1部の名門ボルシアMGに入団する神村学園(鹿児島)のU―19日本代表FW福田師王(しおう、18)が25日、成田空港発の航空機で渡欧した。まずはU―19、またはBチームへの合流となる予定だが、搭乗前に取材に応じた福田は「一日でも早くトップデビューしてゴールを決めたい」と抱負を語った。
今年度の全国高校選手権では、準決勝で岡山学芸館にPK戦の末に敗れて3位。「本当に悔しい思いをした」と振り返り「ドイツで磨いて金メダルにできるように」という思いで銅メダルの持参を決めた。来夏のパリ五輪も「中心選手としてやっていきたい」と見据える期待の若きストライカーが、大きな野望を抱いて海外に挑戦する。