京都 FC東京撃破で今季初勝利 「思い切って飛び込んだ」21歳の川崎主将が頭で先制点

2023年03月05日 06:00

サッカー

京都 FC東京撃破で今季初勝利 「思い切って飛び込んだ」21歳の川崎主将が頭で先制点
<京都・FC東京>後半、先制ゴールを決め、喜ぶ京都・川崎(左から4人目)=サンガS Photo By 共同
 【明治安田生命J1リーグ第3節   京都2ー0FC東京 ( 2023年3月4日    サンガS )】 開幕2連敗の京都は21歳のMF川崎主将が闘志を示し、今季初勝利した。前半40分、中盤で相手FW仲川が顔を覆って倒れ込むほど厳しくチャージ。警告を受けたもののピンチの芽を摘んだ。開始5分にはVARで得点が取り消されたものの、高い位置でボールを奪いFW木下がネットを揺らす場面もあった。「激しくボールを取りにいくプレーがあって、いい形で試合に入れた」と主将が話すように京都は攻守で前のめりの姿勢を貫いた。
 そして両チーム無得点で迎えた後半30分。左サイドからのクロスを右で待ち構えた、身長1メートル72の川崎が頭で叩き込んだ。「いいボールが来たので思い切って飛び込んだ」。チームの今季初得点が初勝利に結びついた。FWパトリックは終了間際にPKで移籍後初得点。チョウ貴裁(チョウキジェ)監督は「我々のサッカーを見せられた」と逆襲へ手応えをつかんだ。

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