C大阪には“吉兆”奥埜の2発 昨季は10戦わずか1敗の快進撃に!小菊監督「彼の良さが十二分に出た」

2023年04月16日 06:00

サッカー

C大阪には“吉兆”奥埜の2発 昨季は10戦わずか1敗の快進撃に!小菊監督「彼の良さが十二分に出た」
C大阪・奥埜博亮 Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第8節   C大阪2-1FC東京 ( 2023年4月15日    味スタ )】 直近のリーグ7戦で2分け5敗と苦手にしていたのがうそのような会心の勝利だった。C大阪はMF奧埜の2ゴールで、今季アウェー戦初勝利。ヒーローはどこまでも冷静に、価値ある1勝をかみしめた。
 「一番勝ちが欲しかった中で、勝ち取れたことがうれしい」
 後半14分、DF山中のFKのクロスに足から飛び込んで先制点をもたらすと、同39分にも左サイドからFW上門の強いパスを冷静に対応。「5割ぐらい」の力でミートに徹してゴールネットの右を揺らし「まあ、たまにあるので」と2得点にほほ笑んだ。

 チームで唯一、開幕から全試合先発出場する背番号25にとって昨年5月21日、ホームでの大阪ダービー以来となる1試合2発。昨季はこの試合をきっかけに、同25日の浦和戦から10試合でわずか1敗とチームは波に乗った。「彼の良さが十二分に出た。今季を占うターニングポイントになるゲーム」と小菊監督。MF香川との距離感も徐々に合ってきたC大阪の心臓が、巻き返しのきっかけをつくった。 (北野 将市)

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