吉田真那斗 “シンデレラストーリー”でパリまで歩む!U22代表候補合宿
2023年04月26日 04:45
サッカー
スピードと運動量を生かした攻撃参加を持ち味とする右SBに、同代表の大岩剛監督は「あれだけの体幹があるし、身体能力は見たとおり(高い)。A代表がスタンダードなので、ここにとどまるよりも一気に行ってくれても構わない」とさらなるステップアップに期待する。同代表でのライバルは3月の国際親善試合でA代表に初招集されたDF半田陸(G大阪)やDF内野貴史(デュッセルドルフ)ら。環境の変化とともに吉田の目標も次第に高くなり「将来的にはA代表を目指している」という。まずは26日の紅白戦でその実力を見せつける。
◇吉田 真那斗(よしだ・まなと)2001年(平13)11月16日生まれ、静岡県出身の21歳。浜松佐藤SC―浜松開誠館中―浜松開誠館高。高校2年時に全国高校選手権に出場し、2回戦敗退。鹿屋体大では22年にデンソーカップチャレンジサッカー福島大会九州選抜、23年デンソーカップチャレンジサッカー茨城大会プレーオフ選抜に選出。1メートル72、63キロ。利き足は右。
《佐藤経験生かす》ドイツ、ベルギーと対戦した3月の欧州遠征に追加招集され、2試合で計2得点したMF佐藤恵允(けいん、明大)は「結果を残せて自信になった。また改めてスタート」と意気込む。欧州遠征では体格で勝る相手選手との勝負の中で「より高いレベルでの駆け引きが一番の収穫。オフ・ザ・ボールの動きとか、自分が生きるための動き出しを遠征で学んだ」と収穫を口にした。