J2町田―秋田戦で誤審 秋田のロングシュートがゴールライン割るもノーゴール判定「得点とすべき」

2023年04月26日 17:18

サッカー

J2町田―秋田戦で誤審 秋田のロングシュートがゴールライン割るもノーゴール判定「得点とすべき」
秋田イレブン Photo By スポニチ
 日本サッカー協会の審判委員会は26日、オンラインでレフェリーブリーフィングを行い、4月8日のJ2第8節の町田―秋田戦で本来は認められるはずのゴールが認められなかった事象があったと説明した。
 問題となったのは前半8分の場面だ。秋田のFW青木翔大がピッチ中央からロングシュートを放ち、町田のGKポープ・ウィリアムが下がりながら触れたボールがゴールラインを越えて落下。その後、ウィリアムが倒れ込みながらボールを手でかき出したため、山本雄大主審はゴールの判定をせず、VAR判定もなく得点が認められなかった。そして、0―0のまま試合が継続し、秋田が1―0で勝利していた。

 扇谷健司委員長は「映像から見ると、得点とすべきだと認めなければいけないと思っている。審判委員会として大きな責任を感じている」と謝罪した。また、東城穣審判マネジャーは、ロングシュートだったため副審がゴールライン上まで走って判定するのは「見極めが非常に困難」と説明。全力疾走しながら判定を下すのは厳しいとした上で「スピードを緩めて視野をぼやけさせないとか、動体視力を低下させないことも必要」と改善策を示した。秋田側には電話で事情を説明したという。

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