U22・佐藤恵允 紅白戦で冷静ゴール パリ世代でコロンビア人の父持つMFが猛アピール

2023年04月27日 04:45

サッカー

U22・佐藤恵允 紅白戦で冷静ゴール パリ世代でコロンビア人の父持つMFが猛アピール
紅白戦で得点を挙げたU―22日本代表候補のMF佐藤(中央) Photo By スポニチ
 来年のパリ五輪出場を狙うU―22日本代表は26日、千葉県内での代表候補合宿最終日に紅白戦を実施。3月の欧州遠征で2試合2得点と結果を残したMF佐藤恵允(けいん、21=明大)が紅白戦でゴールを決め、6月の海外遠征メンバー入りをアピールした。
 15分×3本で行われた紅白戦の3本目だった。初招集のDF吉田真那斗(鹿屋体大)ら新戦力がゴールを決める中、佐藤が決定力の高さを見せつけた。13分に中盤の2列目から右ゴール前の空いたスペースに走り込むと「あの角度はニアしかなかったので、テンポをずらして打った」と冷静な判断でゴールネットを揺らした。

 欧州遠征では2得点を決めて存在感を示したが、追加招集での代表入り。「入るか、入らないかの選手だと思っている」と自身の立場は認識している。コロンビア人の父を持つサイドアタッカーは、欧州遠征、今回の合宿と結果を残し「少しは近づいたかもしれないけど、圧倒的な選手になって立ち位置を上げないといけない」と引き締めていた。

 ≪大岩監督伸びしろ期待≫大岩監督は28人中18人を初招集した4日間の合宿を振り返り「細かく見られたので有意義だった」と総括した。パリ五輪でのメンバー入りには「相当なパワーが必要」と欧州組ら主力メンバーとの実力差がまだまだあるとしつつ「彼らには“可能性がある。あとは自分たち次第”と伝えた」と今後の伸びしろにも期待した。

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