ファウル?ノーファウル? もっとも間近で見るカメラマンの“眼力”

2023年04月27日 14:00

サッカー

ファウル?ノーファウル? もっとも間近で見るカメラマンの“眼力”
<川崎F・浦和>後半、ペナルティエリア内で関根のパスのこぼれ球をクリアしようとした川崎F・高井の右足が、先にボールの前に入った浦和・興梠(右)の左足ふくらはぎをヒットする(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第9節   川崎F1―1浦和 ( 2023年4月23日    等々力 )】 【カメラマンいち押しショット】川崎Fが公式戦10戦負けなしの浦和をホームに迎えた一戦。後半3分にMF脇坂がゴールを決め,
川崎Fが先制するも、その後はレッズが攻勢をかける。問題のシーンが訪れたのは後半23分だった。浦和MF関根のペナルティエリア内へのパスに川崎F・高井がさわり、こぼれたボールに対して浦和FW興梠が素早く反応。クリアしようとした高井の右足が先にボールの前に入った興梠の左足ふくらはぎに入り、興梠は苦悶の表情を浮かべて倒れた。

 プレー直後に自分が撮った写真を確認すると、高井の右足が興梠の左足ふくらはぎをヒットする瞬間を捉えていた。「これはファウルでは…」と思いつつ、VAR判定を待つと、予想に反してノーファウルの判定。PKにはならず、川崎Fは窮地を脱したのだが、このシーンを間近で見て撮影した者としては、少しのモヤモヤが残ったのも事実だった

 結果的にこの試合は後半36分に浦和FWリンセンがゴールを決め1-1のドローに終わったが、後半23分のプレーがファウルとなり、PKとなっていたら違う展開になっていたかもしれない。改めてサッカーの判定の難しさを感じた一戦だった。
(写真と文 西海健太郎)

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