浦和 敵地でドロー 先制許すも興梠が千金同点弾!ACL決勝第1戦
2023年04月30日 04:30
サッカー
前半は押し込まれて流れをつかまれた中で判断ミスから先制を許した。左サイドからの折り返しに選手がお見合いし、最後はファーサイドに詰められた。ただ、失点後は粘り強く守り続けて傷口を広げず。28分にはMF伊藤が高い位置でボールを奪ってチャンスを作るなど、少しずつ相手のビルドアップを機能不全に追い込んでいった。無理せずブロックを敷きながら、機とみるや圧力をかける。ハイプレエスと引いた守備の使い分けも効いた。
準優勝に終わった19年は敵地でアルヒラルに0―1と敗れて第2戦を迎えることになったが、2回目の優勝を果たした17年は同じく敵地でアルヒラルに1―1として貴重なアウェーゴールと勢いを得て埼玉に戻ってきた。リベンジを懸けた、3度目の頂上決戦。3回目のアジア王者を奪う舞台は整った。
▽浦和のACL優勝の行方 決勝第1戦はアウェーゴールを奪っての1―1ドロー。ホーム(5月6日)の第2戦で浦和は○で無条件、△の場合でも0―0ならば17年以来、3度目の優勝が決まる。1―1の場合は延長戦(前後半15分=アウェーゴール適用せず)→PK戦で決着をつける。ともに2得点以上の△、●の場合はアルヒラルの連覇となる。