メッシ サッカー界初の快挙!アルゼンチン代表W杯制覇で“スポーツ界アカデミー賞2冠”に輝く

2023年05月09日 03:28

サッカー

メッシ サッカー界初の快挙!アルゼンチン代表W杯制覇で“スポーツ界アカデミー賞2冠”に輝く
W杯優勝トロフィーを掲げ喜ぶアルゼンチン代表メッシ(ロイター)
 スポーツ分野で活躍した選手やチーム等を称える年間表彰「ローレウス世界スポーツ賞2023」が8日に発表され、パリSGのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)が2020年以来3年ぶり2度目となる年間最優秀男子選手賞を受賞。アルゼンチン代表も年間最優秀チーム賞を初受賞したため、最優選手賞との“2冠”はサッカー界初の快挙となった。
 ローレウス世界スポーツ賞は“スポーツ界のアカデミー賞”とも称され、スポーツ界において最も名誉あるアワードの一つとして2000年に設立。「年間最優秀男子選手賞」ではメッシが20年に当時F1ワールドチャンピオンだったハミルトンとともに同時受賞。サッカー選手として初の快挙を果たした。

 メッシは昨年W杯でアルゼンチン代表の36年ぶり3度目の優勝に貢献。7得点3アシストと活躍し大会MVPも受賞。「ローレウス世界スポーツ賞2023 年間最優秀男子選手賞」ではW杯決勝で激突したフランス代表FWエムバペとともに最終候補6人にノミネート。

 他の最終候補者である全豪OP、全仏OPを制したナダル(テニス)、2年連続の受賞を狙うF1ワールドチャンピオンのフェルスタッペン(F1)、3度に渡り棒高跳びの世界新記録を更新したデュプランティス(陸上)、ウォリアーズで自身4度目のNBA優勝を飾ったカリー(バスケットボール)らが強力な“ライバル”たちを押しのけ、3年ぶり2度目の受賞。同じサッカー界のスーパースター、ポルトガル代表C・ロナウドですら1度も獲得していないトロフィーを再び手にした。

 さらにアルゼンチン男子サッカー代表も「年間最優秀チーム賞」を初受賞。年間最優秀男子選手賞との“ダブル受賞”はサッカー界の快挙となった。なお、年間最優秀チーム部門には他にRマドリード(サッカー)、イングランド女子サッカー代表(サッカー)、ウォリアーズ(バスケットボール)、フランス男子ラグビー代表(ラグビー)、レッドブル・レーシング(F1)が最終候補としてリストアップされていた。

 また、日本人の過去のローレウス世界スポーツ賞受賞者は大坂なおみ(テニス)のみ。18年に「年間最優秀成長選手賞(※06年までは年間最優秀新人賞)」に輝き、日本人として初受賞。21年には「年間最優秀女子選手賞」も初受賞する快挙を達成。昨年は「年間最優秀アクションスポーツ部門」にスケートボードの堀米雄斗と西矢椛、「年間最優秀障害者選手部門」に国枝慎吾がノミネートされていたが、受賞には至らなかった。

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