三菱重工浦和が初優勝 先制ゴールの猶本 チームの成熟評価「守備が安定したのが大きい」

2023年06月04日 04:30

サッカー

三菱重工浦和が初優勝 先制ゴールの猶本 チームの成熟評価「守備が安定したのが大きい」
<三菱重工浦和・大宮>優勝を喜ぶ安藤(中央)ら三菱重工浦和イレブン(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【WEリーグ第21節   三菱重工浦和4―0大宮 ( 2023年6月3日    浦和駒場 )】 各地で4試合が行われ、三菱重工浦和はホーム最終戦で大宮に4―0で大勝し、1試合を残して初優勝を決めた。女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督(52)が視察に訪れる中、前半24分に日本代表MF猶本光(29)が先制ゴール。同MF清家貴子(26)も後半の2得点を含む3ゴールに絡む活躍を見せた。
 引き分け以上でリーグ初制覇が決まる“さいたまダービー”で、強さを見せつけた。号砲は猶本の技あり先制弾。「GKが見えていたし、思い描いた通りに蹴ることができた」。左足のシュートは相手GKの頭上を越え、バーに当たりゴールネットを揺らした。さらに前半のうちに清家のアシストから1点を追加し、後半には背番号11が2ゴールを決めて優勝を決定付けた。

 華麗なパス回しと流動的な位置取りで相手ゴールを陥れ、守ってはハイプレスと切り替えの早さで一気にボールを刈り取った。猶本は「守備が安定したのが大きい」と自信を口にする。プレスをどうかけるか、外された後にどう動くか。「ピッチで細かく共有と準備ができていた」。圧倒的な攻撃力に加えて、まさにピッチでチームが一つとなる守備の構築が、他を引き離した初Vにつながった。

おすすめテーマ

2023年06月04日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム