ドイツ代表 9月の日本戦結果次第で指揮官解任も…ジダン氏らが“後任候補”と独紙報じる

2023年06月22日 18:50

サッカー

ドイツ代表 9月の日本戦結果次第で指揮官解任も…ジダン氏らが“後任候補”と独紙報じる
(右から)ドイツ代表フリック監督、ジダン氏、ナーゲルスマン氏(AP) Photo By AP
 サッカー日本代表と9月の親善試合で対戦するドイツ代表に監督解任論が浮上。「キッカー」や「ビルド」など複数のドイツメディアがフリック監督の手腕を疑問視。日本戦の結果次第で解任となる可能性もあると報じるメディアもあった。
 フリック監督は21年の就任から8連勝を飾ったが、昨年のW杯カタール大会で日本代表に敗れるなど屈辱の1次リーグで敗退。W杯後も5試合でわずか1勝と振るわず。6月の親善試合ではポーランド、コロンビアに連敗するなど直近11試合で3勝のみと苦しんでいた。

 来年6月には自国開催の欧州選手権が予定されていることもあり、代表チームの現状にドイツメディアが“監督解任論”を報道。ビルド紙(電子版)は「フリック監督の頭の中で何が起こっているのかまったく不可解。代表監督の交代に今すぐ動くべきだ」と報道。キッカー紙(電子版)も「欧州選手権まであと1年、フリック監督とチームは完全に方向性を見失ってしまった」と伝えた。

 これにドイツサッカー連盟のノイエンドルフ会長は「電話でフリック監督と話しをしたが、監督はもとより選手たちも自分たちを大いに責めており、監督も9月こそは別の顔をみせると誓っていた」とコメント。ドイツ版スカイスポーツ(電子版)では「9月の日本戦とフランス戦までは指揮官は続投するが、この2試合が最後のチャンスになる可能性もある」と報じた。

 また、キッカー紙では元ドイツ代表ハマン氏が後任候補として今季途中でBミュンヘン監督を解任されたナーゲルスマン氏や、フランス代表のレジェンドで元レアル・マドリード監督のジダン氏を推していると報道。ハマン氏はドイツ代表について「私はすでにW杯後からフリック氏の代表監督継続に否定的だった。闘争心あふれるチーム組織が出来ておらず、ただただ酷いプレーを見させられているにすぎない」とバッサリ。監督交代へ向け「ドイツサッカー連盟と話をしていかなくてはならない」とアピールしたという。

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