新潟・藤原 リーグ戦3戦ぶり先発で悪い流れ断つ

2023年06月22日 05:00

サッカー

新潟・藤原 リーグ戦3戦ぶり先発で悪い流れ断つ
松橋監督とランニングしながらルヴァン杯鹿島戦を振り返る藤原 Photo By スポニチ
 新潟は24日、アウェーで柏と対戦する。21日は聖籠町のアルビレッジで実戦練習などを非公開で行った。右SB(サイドバック)で3試合ぶりの先発出場を目指すDF藤原奏哉(27)は先発復帰はもちろん、チームを5試合ぶりの勝利に導くために強い思いを持って戦う。
 18日のルヴァン杯鹿島戦に先発した藤原だが、リーグ戦では5月28日のG大阪戦以来、出場していない。「結果が出ていないので。自分が出た試合で結果を出していくしかないし、そこまで出られないことは気にしていないけど、チームが勝てないことの方が気にかかる」。リーグ戦は4試合勝ち星がないだけに、3試合ぶりに先発して、なんとかチームに貢献したい思いが強い。

 勝ち星のない4試合はいずれも複数失点している。「そこは改善しないといけないし、対人の部分でもっと詰めていかないと」。もったいないミスからの失点が続く中、「先に失点しないことや、簡単にやられないように。勝つためには先手を取ることだったりチームとして乗り越えていかなければならない」と悪い流れを断ち切ろうと必死だ。

 藤原にとって今季がJ1でプレーする初めての年。リーグ戦も折り返しになり「やっているプレーの強度やスピードは間違いなく成長していると思う」と胸を張る。右SBとしてより攻撃的な部分を出すために「味方と関わり合いながら相手にとって嫌なところに入り込んでいきたい。そしてチャンスを数多くつくりたい」とさらなるバージョンアップを図る。

 「最近はなかなか結果が出ず、(伊藤)涼太郎も抜けてサポーターは“大丈夫なのか”って思っているが、現状を変えられるのは自分たちしかいない。1勝のために僕たちは走り続ける。その姿勢がサポーターにしっかり届くように結果を残す」。後半戦で反攻に転じる。

おすすめテーマ

2023年06月22日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム