フランスのプロ選手組合がエムバペ問題でパリSGに対する法的手段の行使を示唆 モラハラで非難

2023年07月23日 10:34

サッカー

フランスのプロ選手組合がエムバペ問題でパリSGに対する法的手段の行使を示唆 モラハラで非難
エムバペ(AP) Photo By AP
 サッカーのフランス1部パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペ(24)がクラブ側による契約延長要求に応じず、日本ツアーのメンバーから外された問題でフランスのプロサッカー選手組合(UNFP)がパリSGをモラハラで糾弾したと複数の海外メディアが22日に報じた。
 来年6月で満了する契約の延長を拒否するエムバペに関し、クラブ側が来夏にスペイン1部レアル・マドリードに移籍金なしで加入することで合意していると判断。
 
 移籍金を求めて今夏の放出に動き始めたと報じられる中、UNFPは「選手は他の専門職労働者と同様の労働条件を得られなければならない。退団を強制したり、雇用主が求めることを受け入れさせることはフランスの法律で固く禁じられているモラルハラスメントになる」と声明を発表。「UNFPにはこのような振る舞いを行うクラブに対して民事、刑事の法的手段に訴える権利がある」と訴えた。

 フランスのメディアではエムバペがパリSGに残留した場合は出場機会を与えられずに飼い殺しになる可能性が指摘され、状況次第で法廷闘争に発展する可能性も出てきた。

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