米MLSのギャラクシーに加入したDF吉田麻也(34)が8日、本拠地のあるロサンゼルス近郊カーソンで会見。22年W杯カタール大会で男子日本代表を16強に導いた主将は、11日の女子W杯準々決勝でスウェーデンと対戦するなでしこジャパンへ「ここからは総合力。途中で出てくる選手が結果を出すのがチームにとっても勢いをもたらすいいきっかけになる」とエールを送った。
また、自身の日本代表復帰に向けても言及。「W杯、アジア杯に行くためには、このチームでプレーオフ(10月25日~12月9日)に行かないとアジア杯(来年1月12日開幕、カタール)まで期間が空いてしまう。自分の目標としてもいい状態で選ばれるようなパフォーマンスをして、1月に向けて頑張っていきたい」と熱い思いも口にした。(ロサンゼルス・笹田幸嗣通信員)
≪エンゼルス・大谷の本拠地で始球式≫吉田は会見後に大リーグのエンゼルスの本拠地、エンゼルスタジアムで始球式を行った。ギャラクシーで背負うことが決まった背番号4のユニホームに袖を通して力強い球を投げ込んだ。会見では同じロサンゼルス近郊に本拠地を置くエンゼルス・大谷、NBAレーカーズ・八村について「面識はないけど、違う競技のアスリートからいつも刺激をもらっている。僕自身も負けないように頑張りたい」と話した。