C大阪DF毎熊 森保ジャパンに初招集も 攻撃力が売りの右SB、9月欧州遠征の最終候補入り

2023年08月28日 02:00

サッカー

C大阪DF毎熊 森保ジャパンに初招集も 攻撃力が売りの右SB、9月欧州遠征の最終候補入り
C大阪・毎熊
 9月に欧州遠征を行う森保ジャパンが、C大阪DF毎熊晟矢(25)を初招集する可能性が出てきた。複数の関係者が27日までに明かした。最終候補メンバーリストに入っているという。
 身長1メートル79の毎熊は攻撃力が売りのサイドバック(SB)で、今季リーグ戦23試合1得点2アシスト。プロ入りまではFWだっただけに右MFでのプレーも可能で、森保一監督が求める「複数ポジション」も問題ない。26日のC大阪―名古屋戦(ヨドコウ)を視察した森保監督の前で先制点につながる絶妙なロングフィードを披露。名古屋の日本代表DF森下とハイレベルな攻防を展開した。

 日本代表の右SBは長らく酒井宏樹が主軸だった。W杯カタール大会後は菅原由勢が台頭してきたものの、全体的に人材不足。攻撃的MFが主戦場の相馬勇紀が6月の親善試合2試合では右SBで試されていた。

 26年W杯北中米大会でベスト8以上進出を果たすためには、選手層の拡充は必要だ。W杯の“再戦”となるドイツ戦(日本時間9月10日未明)ではチームとしての戦い方を貫くと同時に、新戦力の発掘も行っていく。

 ◇毎熊 晟矢(まいくま・せいや)1997年(平9)10月16日生まれ、長崎県出身の25歳。東福岡―桃山学院大を経て20年にJ2長崎入団。手倉森誠監督(当時)に右サイドバックにコンバートされて1年目から36試合出場。22年にC大阪へ完全移籍。J1通算51試合4得点。1メートル79、69キロ。利き足は右。

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