8・19神戸―柏戦の神戸MF斉藤の接触は「レッドカード」 日本サッカー協会審判委員会が誤審認め謝罪

2023年08月28日 17:50

サッカー

8・19神戸―柏戦の神戸MF斉藤の接触は「レッドカード」 日本サッカー協会審判委員会が誤審認め謝罪
神戸・斉藤未月 Photo By スポニチ
 日本サッカー協会の審判委員会は28日、都内でレフェリーブリーフィングを行った。
 8月19日の神戸―柏戦の前半24分に柏のDF2人に挟まれて左膝複合靱帯損傷など全治約1年の重傷を負った神戸のMF斉藤未月のプレーがノーファウルと判定されていたことについて、扇谷健司委員長は「いろいろ議論を重ねました。我々の見解はレッドカードです。こういったところで正しいジャッジができなかったことを申し訳なく思っています。神戸の皆様にもお伝えしたい」と誤審を認め、謝罪した。その上で「ケガは非常に心が痛む。1日でも早く復帰されることを願い、お見舞い申し上げたい」と斉藤の早期復帰を願った。

 問題の場面は前半24分に斉藤がゴール前の混戦でDFジエゴとMF戸嶋の2人に左足を挟まれて負傷退場した場面。VARでは鮮明な映像がなかったとしたが、扇谷委員長は「柏の選手もわざとやっているのではないが、結果として大きなダメージを与えてしまった。イエローカードではなく、レッドカードに相当するプレー」と足の裏を高く上げて斉藤と接触したDFジエゴにレッドカードを出すべきだったと結論づけた。

 VARでは負傷の程度はわからなかったが「主審としてそれを伝えることが必要。多くの情報を主審とVARが共有する必要がある。もう少しコミュニケーションを取る必要があった」と説明。当該審判には一定期間の研修期間を設けることも明かした。

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