J1で2位の神戸がJ2で20位の熊本にPK負け 失敗したMF大崎「自分の責任」

2023年08月31日 05:30

サッカー

J1で2位の神戸がJ2で20位の熊本にPK負け 失敗したMF大崎「自分の責任」
<熊本・神戸>PK戦で熊本に屈し、肩を落とす神戸イレブン Photo By 共同
 【天皇杯準々決勝    神戸1―1熊本(PK3―4) ( 2023年8月30日    えがお健康スタジアム )】 J1リーグで2位の神戸が、J2リーグで20位の熊本に負けた。延長120分を戦った末のPK戦で敗退。吉田孝行監督は沈んだ表情で「120分で決めないといけないゲームだった。ラストパスの精度、クロスの精度…そこで精彩を欠いた。攻撃で決めきれば違う展開だった」と振り返った。
 「試合前から延長戦は頭に入れる最悪のケースは想定していた。ただ90分で決めたい意図もあった」と指揮官はいう。スコアレスで折り返した後半開始からFW大迫勇也を投入。同12分にはFW武藤嘉紀もピッチに送り出した。ダブルエースで一気に勝負を決めたかったが、公式戦3試合連続で先制点を許す展開。後半42分にMFパトリッキが同点弾をねじ込んだものの、逆転までは至らなかった。

 PK戦では武藤とMF大崎玲央が失敗。4人目のキッカーだった大崎は「自分の責任」と優勝した19年度大会以来の4強を逃したことを悔やんだ。残されたタイトル獲得のチャンスはリーグ戦のみ。大崎は「そこに向けて体を作っていく。どこかで取り返す」と切り替えに努めた。

 公式戦3試合勝ち星がなく、次戦は中3日の過密日程でリーグ京都戦(ノエスタ)。DF初瀬亮とパトリッキは足が攣るなど疲労蓄積も懸念材料で、神戸に最大の試練が訪れている。

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