横浜 右SBコンバートのFW村上 ルヴァン杯・札幌戦へ「最後のチャンスと思って出たら決めきりたい」

2023年09月09日 16:28

サッカー

横浜 右SBコンバートのFW村上 ルヴァン杯・札幌戦へ「最後のチャンスと思って出たら決めきりたい」
MF南泰煕(右)のシュート練習を見守る横浜のマスカット監督 Photo By スポニチ
 横浜F・マリノスは9日、10日のルヴァン杯準々決勝第2戦の札幌戦(ニッパツ)に向けて神奈川県横須賀市内で全体練習を行った。
 敵地で行われた第1戦は2―3で逆転負けを喫した。2―1の後半14分にFW井上が2度目の警告を受けて退場。1人少ない数的不利になると、後半29分に札幌の小柏に同点ゴールを許し、後半アディショナルタイムに再び小柏に決勝ゴールを奪われた。悔しい敗戦となったが、ケビン・マスカット監督は「1人少なくなる前は凄くいい部分がたくさんあった。決定的なチャンスをたくさんつくったし、形も立ち位置も本当によくできていたことが多かった」と振り返った。

 90分間での準決勝進出には2点差以上の勝利が条件だが、第1戦でアピールしたのが右サイドバックで起用された村上悠緋だ。本職はFWだが、指揮官は第1戦で積極的な攻撃参加を見せ、ゴール前で幾度も決定機を生み出した村上について「彼の攻撃的な部分の良さが出て、怖さを相手に与えられて本当に素晴らしいプレーをしてくれた」と高評価した。村上は「キャンプから(サイドバックを)やってきてチーム内でも結構サイドバックみたいなイジリがちょっとはある」と苦笑いしつつ「自分としては特長も出せるし、サッカーを理解して試合に臨めた。決定機が3度あった中で決めきれなくてチームが負けてしまった事実がある。最後のチャンスだと思って、明日出たら決めきりたい。ゴール前はFWの感覚を出せればゴールは取れる。このチームのサッカーはどこのポジションでもシュートチャンスがある攻撃的サッカー。欲を言えば前で勝負したいのはあるけど、与えられたポジションで自分の特長を出すのが大事。それを体現したい」と意気込んだ。

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