J2首位の町田が栃木に敗れ6敗目 J3年ぶり復帰アデミウソンが加入即先発も不発

2023年09月09日 23:20

サッカー

J2首位の町田が栃木に敗れ6敗目 J3年ぶり復帰アデミウソンが加入即先発も不発
<町田・栃木>前半、競り合う町田FWアデミウソン(左)と栃木DF福島隼斗 Photo By スポニチ
 【明治安田生命J2リーグ第34節   栃木1―0町田 ( 2023年9月9日    町田GIONスタジアム )】 首位の町田がホームで栃木に敗れ、3試合ぶり今季6敗目を喫して優勝へ前進はならなかった。勝ち点は67のままで、2位の磐田と3位の清水がともに勝ったため、勝ち点差はそれぞれ6、7に縮まった。
 FWエリキの故障離脱を受けた緊急補強で3年ぶりに来日し、5日に合流したばかりのFWアデミウソンが先発1トップで即デビューした。試合開始すぐの前半2分、右クロスにジャンピングボレーを狙うもヒットせず。中央の縦パスをワンタッチで味方に落とすなど役割をこなす場面もあったものの、シュート機会は訪れず前半のみ45分で交代した。町田は後半9分、相手の右クロスがDFに当たるオウンゴールで先制点を献上。その後4バックから3バック布陣に変更して攻撃の枚数を増やしたものの、1点が遠かった。

 黒田剛監督は「オウンゴールだけれど、折り返されたところも含めて1対1の攻防で相手に軍配が上がった」と力負けを認めた。33試合を終えて勝ち点は67。首位は依然キープしているものの、これまでクリアしてきた7試合1タームで勝ち点15の目標に、35試合の第5タームで初めて届かない計算となった。

 この試合はFW平河悠とFW藤尾翔太がU―22日本代表、FWミッチェル・デュークがオーストラリア代表活動のため不在。黒田監督は「入ってきたばかりでも、アデミウソンを使わざるを得ない状況だった。半分もてばいいだろうというところで(前半で交代は)仕方なかった」と、苦渋の先発起用だったことを明かした。

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