李忠成引退 元日本代表37歳FW 11年アジア杯カタール大会決勝で優勝に導くボレー弾

2023年09月15日 04:20

サッカー

李忠成引退 元日本代表37歳FW 11年アジア杯カタール大会決勝で優勝に導くボレー弾
李忠成 Photo By スポニチ
 新潟シンガポールは14日、元日本代表FW李忠成(37)が今季限りで現役引退することを発表した。
 在日韓国人4世として生まれた李は、07年2月に日本国籍を取得。直後にU―22日本代表入りし、08年北京五輪に出場した。A代表でも11試合2得点。11年アジア杯カタール大会決勝では、オーストラリア相手に決勝点となるボレー弾で日本を優勝に導き、一躍時の人となった。

 海外も含めて約20年間プレー。李はクラブを通じ「全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです」などとコメントし、引退後については「日本一周をしながら、47都道府県の子供たちにサッカーの楽しさ、本質を教える活動をしようと考えています」と明かした。

 ◇李 忠成(り・ただなり)1985年(昭60)12月19日生まれ、東京都田無市(現西東京市)出身の37歳。FC東京の下部組織出身で、04年にトップ昇格。柏、広島を経て12年1月にイングランド2部のサウサンプトンへ移籍。13年にFC東京に期限付き移籍し、14年に浦和に完全移籍。横浜、京都を経て22年に新潟シンガポール入り。日本代表はU―23代表で08年北京五輪に出場。国際Aマッチ11試合2得点。1メートル82、73キロ。利き足は左。

おすすめテーマ

2023年09月15日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム