“野人”岡野雅行氏 日本中のヒーローになったあの日、実は知らなかった大事なこと

2023年09月23日 22:21

サッカー

“野人”岡野雅行氏 日本中のヒーローになったあの日、実は知らなかった大事なこと
J3鳥取・岡野雅行GM Photo By スポニチ
 元サッカー日本代表で現在はJ3鳥取の代表取締役GMを務める岡野雅行氏(51)が24日までに更新されたYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」にゲスト出演。自身のゴールで初めて日本をW杯へ導いた「ジョホールバルの歓喜」(1997年11月16日)の裏話を明かした。
 当時の代表メンバーだった北澤豪氏(55)、山口素弘氏(54)、本田泰人氏(54)らと繰り広げる「日本代表懐かしトーク」の2回目。イランとの決戦に話題が移ると、必然とトークの中心は岡野氏になった。

 岡野氏は延長戦に突入する直前に、90分戦った北澤氏と交替でピッチへ。最終予選初出場だけに、「えー? みたいな顔してた」(北澤氏)、「最初平常心でアップしてたのに、だんだん緊張した顔になってきた」(本田氏)とイジられると、「僕はこの試合、関わっちゃいけない、と思っていた」と返して、笑いを誘った。

 ホスト役の前園真聖氏(49)から「プレッシャーで出たくなかったんですか?」と聞かれ、「(最終予選で)初めてあの場面で出て、(得点できなかったら)戦犯じゃん。オレのせいじゃん」と当時の複雑な心境を明かした。

 すると、本田氏が「こいつ(岡野氏)、アップの時に、Vゴール(ゴールデンゴール)って知らなかったからね」と衝撃の告白。試合前まで日本代表選手にもルールの周知が徹底されていなかったものの、本田氏は「延長に入った時に(掲示板に)Vゴール方式って出てたから(知った)」と振り返る。「そしたら、(岡野氏が)“何すか、Vゴールって何すか”って言ってて」と、ぶっちゃけた。

 試合を決める方式も微妙なまま入ったピッチで、延長前半に決定機を3本外した岡野氏。「(ピッチから)逃げ出したかった」状況から、延長後半13分にゴールを決め、一躍日本中のヒーローになった。

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