今季初スタメンの神戸MF扇原貴宏「キャリアで一番ツラい時期…でも自分を信じ続けた」

2023年09月23日 23:20

サッカー

今季初スタメンの神戸MF扇原貴宏「キャリアで一番ツラい時期…でも自分を信じ続けた」
<神戸・C大阪>C大阪を破ってガッツポーズの大迫(左)ら神戸イレブン(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第28節   神戸1―0C大阪 ( 2023年9月23日    ノエビアスタジアム )】 神戸はC大阪に勝利した。MF佐々木大樹(24)が決勝点を挙げたが、吉田孝行監督の采配も光った。
 完敗した前節・広島戦からスタメン3人を変更。MF井出遥也(29)は6月10日・C大阪戦以来のスタメンで、MF扇原貴宏(31)は今季初スタメンだった。井出は攻守のスイッチ役になり、アンカーのポジションを務めた扇原は高い技術と正確なパスでゲームを落ち着かせた。両ベテランが安定感をもたらした。

 扇原は横浜時代にリーグ優勝に貢献したものの、22年の神戸移籍後は持ち味を発揮できず。今季リーグ5試合目の出場で「キャリアで一番ツラい時期。でもプロとしてやるべきことをやり続けた。自分を信じ続けた。大事なゲームでスタートから出られたのは自信になる」としみじみ。吉田監督も「今までメンバーを外れていた悔しい思いをぶつけてくれた。気迫を感じた」と手放しで称えた。

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