C大阪は“お得意様”湘南に敗れ3戦連続完封負け 2006年以来17年ぶりの屈辱

2023年09月30日 22:00

サッカー

C大阪は“お得意様”湘南に敗れ3戦連続完封負け 2006年以来17年ぶりの屈辱
<C大阪・湘南>湘南に敗れたC大阪イレブン(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第29節   C大阪0-2湘南 ( 2023年9月30日    ヨドコウ桜スタジアム )】 アウェーで鹿島、神戸に連敗した嫌な流れを、そのまま引きずったような完敗だった。C大阪は負傷で離脱していたGK金鎮鉉(キム・ジンヒョン)、MF奧埜博亮といった主力を6月上旬以来となる先発で起用したが勝利には結びつかず。攻守でかみ合わず、2006年以来17年ぶりとなる3戦連続完封負けの屈辱にまみれた。
 前半は一進一退の攻防。後半の序盤はC大阪ペースだったが、終盤は一方的にやられた。同34分、FW鈴木章斗に先制点を献上。わずか8分後の同42分にはFW大橋に追加点を献上した。

 平塚からチーム名が変わってから「湘南」には今季を含む過去14年のJ1でわずか1敗しかしていない“お得意様”だったが、相性の良さもまったく通じず、日本代表DF毎熊晟矢は「主導権を握れない試合も多いですし、すごく責任を感じています」と肩を落とした。

 シーズン開幕前に掲げた勝ち点60には、残り5節の全勝以外に道はない。もう一つの目標だった3位との勝ち点差も今節で5に広がり、早ければ次節にもリーグ優勝の可能性が消滅する。試合終了後はサポーターからブーイングの嵐。MF香川真司は「今さら5連勝なんて目標を立ててもしょうがない。3連敗している状況で、まず次の1勝」と連敗脱出を誓った。幸いにも、次節の広島戦まで3週間空く。立て直せなければ、優勝はおろかトップ3すらも願えない。

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