U―22日本代表 FW細谷の2得点などでU―22メキシコ代表に4発快勝 細谷「練習の形が出た」

2023年10月15日 20:35

サッカー

U―22日本代表 FW細谷の2得点などでU―22メキシコ代表に4発快勝 細谷「練習の形が出た」
 日本―メキシコ 前半、攻め込む細谷(手前右)=フェニックス(共同) Photo By 共同
 来年のパリ五輪出場を目指すU―22日本代表は14日(日本時間15日)、米アリゾナ州フェニックスでU―22メキシコ代表と国際親善試合を行い、FW細谷真大(柏)の2ゴールなどで4―1で快勝した。
 今季Jリーグでリーグ6位の自己最多12得点を挙げる細谷が前半だけで2得点を挙げる活躍で主導権を握った。後半に失点して1点差に迫られたが、DF鈴木海音(磐田)、追加招集されたFW内野航太郎(筑波大)がゴールを挙げて突き放した。

 中国・杭州で行われたアジア競技大会でチーム最多4得点を挙げた内野航が、この試合でもゴールを決めるなどFW争いで台頭する中、U―22日本代表のエースとして存在感を示した細谷は「(自身のボール奪取から奪った1点目は)メキシコは個人能力が高く、全体的に足もとでひとり剥がしてくるのは分かっていました。そこで相手に余裕のある素振りが見えたので、取りに行こうと。スピードを生かしてタイミング良くボールを奪ったあとは、キーパーのタイミングをうまくずらして流し込めました。(ヘディング弾を決めた2点目は)チームとしてスローインにはこだわってやっているので、練習の形が出たかなと思います。うまく裏をつけたので中で待っていたら、いいボールが来たので合わせるだけでした」と振り返った。

 大岩剛監督は「この暑さ、見た目以上に酷いピッチ状態の中で選手たちは我慢強く、粘り強く戦ってくれました。新しい選手たちもすごくポジティブにプレーしてくれて、アメリカ戦に向けて視界が広がったと思います。一方で、自分たちがボールを持ったときにもう少しスムーズにやって欲しかったですが、このピッチ状態なので、仕方がない部分もあります」と話した。

 17日(日本時間18日)には既にパリ五輪出場を決めているU―22米国代表と米フェニックスで対戦する。大岩監督は「アメリカとメキシコの試合を見ましたが、アメリカは非常に身体能力が高いプレーヤーが多いです。スピードがすごくあるので、対峙したときにギャップを埋められるような試合の入り方をしたいと思います」と狙いを口にした。

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