横浜　鬼門・埼玉スタジアムでルヴァン杯無念の敗退　引き分け以上で決勝進出もPK2本与えて0―2

2023年10月15日 19:52

サッカー

横浜　鬼門・埼玉スタジアムでルヴァン杯無念の敗退　引き分け以上で決勝進出もPK2本与えて0―2 — ＜ルヴァン杯　浦和・横浜＞ガックリの横浜イレブン（撮影・西海健太郎） Photo By スポニチ

【ルヴァン杯準決勝第2戦横浜0－2浦和（ 2023年10月15日埼玉スタジアム）】横浜F・マリノスはアウェーで浦和に0―2で敗れ、2戦合計1―2でルヴァン杯準決勝での敗退が決まった。ホームでの第1戦は1―0で勝利し、引き分け以上で決勝に進めたが、神戸にPK戦の末に敗れた富士ゼロックス・スーパー杯を含めて直近5試合で3分け2敗の鬼門・埼玉スタジアムでまたも涙を飲んだ。

　失点はいずれもPKだった。後半16分にDF永戸勝也がペナルティーエリア内で浦和のMF早川隼平を倒してPKを与え、それをDFアレクサンダー・ショルツに決められて先制された。後半44分には浦和のDF荻原拓也が上げたクロスがDF實藤友紀の手に当たり、VARの結果PKと判定されてまたもショルツに決勝点を奪われた。

　ケビン・マスカット監督は試合後「とにかく悔しい。チームとしても本当に悔しい。セカンドレグの方が難しくなるとはわかっていた。前半はボールをコントロールする時間も多くチャンスもつくっていた。後半は相手のプレッシャーが多くなり、なかなか前方向に行くことができなかった。本当に悔しい思いでいっぱい」と振り返った。

　また、相手との接触プレーで負傷交代したDF上島拓巳とDF角田涼太朗については「上島も角田もどういう状況か詳細は聞かされていない。今から病院に行ってチェックする」と話すにとどめ、「「昨日の練習の中でも2人ケガをして連れてくることができなかった」と前日練習でも負傷者が出ていたことも明かした。