イングランド代表をかわしてゴールに絡んだ三笘は「前半からあれをやっておけば」

2023年10月22日 09:23

サッカー

イングランド代表をかわしてゴールに絡んだ三笘は「前半からあれをやっておけば」
ゴールに絡んだ三笘薫(AP) Photo By AP
 【イングランド・プレミアリーグ   ブライトン1―2マンチェスター・シティー ( 2023年10月21日    英国・マンチェスター )】 ブライトンのMF三笘薫(26)がアウェーのマンチェスター・シティー戦でゴールに絡んだ。リーグ3連覇中の強敵を相手に前半19分までに2点を先行される苦しい展開となったが、後半28分のカウンターで左サイドをドリブルで突破。マッチアップしたイングランド代表DFウォーカーをかわして縦に抜け、密集の間を右アウトサイドでパスを通した。これが相手選手のクリアミスを誘い、こぼれ球をMFファティが蹴り込んだ。アシストこそ記録されなかったが、三笘の突破力が呼び込んだ貴重なゴール。日本代表招集はコンディション不良で外れ、試合も1―2で競り負けたものの、8日のリバプール戦以来となる試合で存在感を見せつけた。
 チームは3戦連続で白星から遠ざかり、試合後の三笘は淡々とした様子で「前半に失点して、いつも通りの難しい展開にしてしまった。ギアが入るのが遅い」と振り返った。ゴールに絡んだ場面に関しては「スピードがついた1対1というのがなかなかなかったので(チャンスがあれば)仕掛けるべきと思っている。前半からあれをやっておけば、もっともっと(展開が)変わったと思う」と指摘。ウォーカーに関しては「身体能力が高いので簡単に縦にいける選手ではない。駆け引きしながらやっていた」と振り返った。

 日本代表への招集を辞退したコンディション不良に関しては風邪の症状があったことを認め「体調が悪かった。少しオフがあったので、そこで治せた。(体調は)もう戻っている。100%できる」と話した。

 26日には欧州リーグの試合が組まれ、再び過密日程が控えるが「自分のコンディション整えて勝つだけ。連戦でチーム力が落ちてるのも事実ですし。厳しい戦いになるが、離脱してられない。本当にチームを助けないといけない」と強調した。

おすすめテーマ

2023年10月22日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム