J1昇格した町田の藤田社長が黒田監督の手腕に脱帽「経営者のようなマネジメント力」

2023年10月22日 17:26

サッカー

J1昇格した町田の藤田社長が黒田監督の手腕に脱帽「経営者のようなマネジメント力」
J2<熊本・町田>試合前、練習を見守る(左から)黒田監督、藤田代表取締役社長兼CEO、上田代表取締役COO(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 悲願のJ1昇格をアウェー熊本のスタジアムで見届けたFC町田ゼルビアの藤田晋社長兼CEO(50)が取材に応じ、喜びを語った。
 スタンドでクラブ関係者と試合を見守った藤田社長は、後半途中に勝利を確信してスタンドを降り、終了後にはフィールドに出て喜びを爆発させた。「この景色を見るために頑張ってきた。過去一番くらい興奮した」。黒田剛監督らスタッフら選手と抱き合い、記念Tシャツを着てサポーターと喜びを分かちあった。

 青森山田の監督からプロに転身し、1年目で結果を出した黒田監督の指導力について「経営者のようなマネジメント力がある」と高く評価。「言語化のところで、毎試合正念場で負けられないと言い続けるマネジメントは難しい。経営者としても毎月頑張れよと言いたいけど、ちょっと休ませないといけないし」と脱帽した。

 IT大手サイバーエージェントの社長として、18年から町田の経営に参画。クラブハウスや専用練習場の整備など、クラブの環境改善に力を注いだ。昨オフには自らクラブ社長に就任し、決断のスピード感を高めた。「最初に監督とも強化ともコンセンサスを得たのは、1年目に勝負して昇格させてしまおうと。それにふさわしい予算を掛けて、ふさわしい選手を取ってきた。きょうは賭けに勝った感覚」と達成感をにじませていた。

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